【事業継続計画(BCP)策定、事業継続マネジメント(BCM)体制構築、危機管理体制の構築】
日本国内においては南海トラフ巨大地震などの大災害以外にも多くのリスクが存在しています。また国外においてもいわゆる物理的なリスク以外にもコンプライアンスに反する行為など多種多様のリスクが存在しています。
リスクに打ち勝ち社会に必要な機能を提供し続けるためには、内閣府の「事業継続ガイドライン(令和5年3月)」にあるとおり、「企業・組織は、原因がなんであれ重要な事業を継続できない場合に備え、常に必要な対応を求められる」ところです。
様々なリスク事象に対応するため、しっかりと事業影響度評価(BIA)やリスク評価(RA)を行い、BCP策定、BCM構築支援、危機管理計画策定、体制構築支援を行います。
〈弊社の強み〉
・様々な意思決定プロセス(Military Decision Making Process)を活用してISO22301及びISO3100などの国際規格の手法をもとに、クライアント様の組織に適合した計画や体制を提案いたします。
・危機事態においては、平時とは異なる体制で取り組むことが有益な場合が多いといえます。豊富な経験に基づき、クライアント様の組織に適合した危機管理体制をご提案いたします。
1.事業継続計画(BCP)/事業継続マネジメント体制構築(BCM)の支援
全社的BCP/BCM構築
概 要 | こんな時に |
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クライアント様の業種、規模などに応じて最適な全社的な全機能を包括して災害以外のリスクに対応するBCPを策定、BCM体制を構築いたします。 ・平素に整えておく事業継続(BCM)の体制、クライシス(又はインシデント)発生時の対応のための体制、BCのための行動などの計画策定 ・国際規格ISO22301及びISO3100などを活用したBCP策定、BCM構築 ・国際規格ISO22301及びISO3100を活用したBCP策定、BCM構築 ・ISO3100に示された“フレームワーク”(※1)や“プロセス”(※2)構築に特化したサービス。 ・事業影響評価(BIA)やリスクアセスメントの支援。 | ・いまいちどグローバルサプライチェーンのレジリアンスを見直したい。 ・リスクを幅広く検討し、汎用性あるBCPを策定したい。 |
・期間:1か月~4か月(※)
・価格:55万円~(※)
※1 Framework :Leadership & commitment, Integration, Design, Implementation, Evaluation, and Improvement.
※2 Process: Communication & consultation, Risk assessment, Risk treatment, Monitoring & review, and Recording & reporting.
BCMのための個別機能の計画策定・体制構築
概 要 | こんな時に |
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クライアント様のニースにあわせて事業継続のための個別機能の計画を策定、体制を構築いたします。 【個別機能の例】 ・事業影響度分析評価(優先順、最大許容時間の決定等) ・リスク分析・評価 ・BCMのモニタリングシステムの確立 ・事業継続のためのコミュニケーション、コンサルテーションシステムの確立 など | ・すでにリスク分析・評価は確立している。リスクトリートメント(リスク対処)のみ作成したい。 ・BCPを策定していないが、取り急ぎ事業影響度分析評価とリスク分析・評価だけでもしっかりと行いたい。 |
・期間:1か月~2か月(※)
・価格:25万円~(※)
※ 内容や組織の規模などにより変動いたします。無料でお見積りいたしましますのでご相談ください。
2.BCP研修、セミナー/BCM訓練、図上演習
有事にBCPやBCMを有効に機能させるためには、策定等のみでは不十分です。BCPを関係者に周知し、理解してもらい、適切に運用できるようになることが必要です。そのために研修、セミナー、訓練、図上演習などは非常に有用なツールとなります。
BCP研修、セミナー
概 要 | こんな時に |
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お客様のニーズや対象者やレベルなどの特性にに合わせてBCP周知などのため研修、セミナー内容などをご提案いたします。 【実施要領の例】 ・講義 ・講義+グループワーク+発表、総括 ・ワークショップ形式 など | ・関係社員に既存のBCPの周知を図りたい。 ・関係社員のBCPに対する理解を促進するため、ワークグループ形式で、担当部分を深く考えさせたい など。 |
・期間:準備期間:1週間~1か月/実行:2時間~1日(※)
・価格:8万円~(※)
※ 内容や組織の規模などにより変動いたします。無料でお見積りいたしましますのでご相談ください。
BCP/BCM 図上演習
概 要 | こんな時に |
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対策本部などが設置される会議室などに意思決定者や対策本部員などの関係者が一堂に会して机上で訓練を行います。 準備段階において、演習の目的や災害などの危機において向上させたい事項などを設定し、それらに基づいて演習計画、シナリオなどを作成します。 演習ではシナリオに基づき状況を付与、それらに対応します。演習後は振り返り(AAR)を行います。 | ・豪雪で社員の出勤が停止になった場合のシミュレーションを行いたい。 ・対策本部メンバーの連携、情報処理力、意思決定力を鍛えたい。 ・既存のBCPの有効性を検証したい。 |
・期間:準備期間:1か月~3か月/実行:半日~数日(※)
・価格:45万円~(※)
※ 内容や組織の規模などにより変動いたします。無料でお見積りいたしましますのでご相談ください。
BCP/BCM 机上討議(Table Top Discussion: TTD)
概 要 | こんな時に |
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お客様のニーズに合わせて選定したテーマに基づきシナリオを作成します。実際の状況を踏まえて、机上にてテーマについて関係者が討議・検討します。アウトプットとして、テーマについて理解を深めたり、課題抽出、課題解決の方向性案出などを目指します。 〈例〉R&D施設における巨大震災対応:関係部門長を参加者とした事業影響度評価(BIA)の実施 など。 | ・災害の様相は概ねイメージできる。被害想定に基づき、xx事業部で事業影響度評価(BIA)をやりたいが、やり方がわからない。 ・一度チームで集まってリスクについて話し合い、認識を共有したい。 |
・期間:準備期間:3週間~2か月/実行:半日~1日(※)
・価格:35万円~(※)
※ 内容や組織の規模などにより変動いたします。無料でお見積りいたしましますのでご相談ください。
3.BCP・BCMアセスメント
防災アセスメント/事業継続アセスメント
概 要 | こんな時に |
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・既存の計画や対応の体制などについて、アセスメントを実施し、客観的に評価します。 課題や優れた点などを明らかにして、計画や体制の改善につなげたり、社員様等の信頼を醸成することができます。 ・改善点等があった場合、改善の方向性も提案いたします。 | ・大雨、洪水に対して、当社の計画や体制が有用なのか心配だ。専門家に客観的に評価してもらいたい。など。 |
・期間:1か月~2か月(※)
・価格:25万円~(※)
※ 内容や組織の規模などにより変動いたします。無料でお見積りいたしましますのでご相談ください。
危機管理体制
危機管理計画/危機管理体制
概 要 | こんな時に |
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危機管理のためにMilitary Decision Making Process を活用した意思決定プロセスなどの導入 など | 危機における経営陣の意思決定プロセスを確立したい。 |
・期間:1か月~4か月(※)
・価格:55万円~(※)
※ 内容や組織の規模などにより変動いたします。無料でお見積りいたしましますのでご相談ください。
事業継続マネジメント(BCM)体制構築、危機管理体制構築の基本サイクル例
1
事業継続計画(BCP)策定/危機管理計画の策定
・リスク評価などに基づき対処手段を考えます。
・対処手段を一朝一夕で確立できない場合(代替サプライヤーの選定、代替オフィスの設置、大型発電機・燃料タンクの設置等)は、確立、整備するための計画(担当部署、担当者、いつまで など)を作ります。
2
研修・訓練・演習
・研修や訓練などで計画の周知を図り、理解を深めます。
・図上演習などにより計画を円滑に運用できるようにレベルを上げます。また、実戦に即した演習を行うことにより、計画などの改善点も明らかにすることができます。
3
BCM体制、危機管理体制のモニタリング、アセスメント、そして更新・改善
・計画を策定して、訓練を行えばそれで終わり、ではありません。
・計画や訓練が初めから100%の完成度があることは稀ですし、外的環境も常に経年変化するため、モニタリングやアセスメントをする必要があります。
・そしてモニタリングやアセスメントの結果に基づいて更新・改善することが大切です。

4
1~3のサイクルで!
・事業継続マネジメント(BCM)体制構築、危機管理体制を良好な状態で維持するためには上記1. 計画策定,2. 研修・訓練・演習,3. 更新・改善 をシステマティックに回していくことが必要です。
・1,2,3それぞれ連携させて、よりよい体制を構築していきましょう。
