【防災 BCPニュース】政府、南海トラフ地震の防災計画発表

南海トラフ巨大地震、想定される被害を減ずる対策を!

ニュース:

・7月1日、政府は南海トラフ巨大地震の新たな防災計画を公表しました。本年3月に公表された被害想定を踏まえて、死者数を今後10年間でおおむね8割減、235万棟にのぼるとされる全壊・全焼建物数をおおむね5割減らすことを目標としています。

・また、新たに「南海トラフ地震防災対策推進地域」及び「南海トラフ地震指定

津波避難対策特別強化地域」を指定しました。従来のものに新たな地域を加えています。

・「南海トラフ地震防災対策推進地域」は、震度6弱以上の地域、津波高3m以上で海岸堤防が低い地域、防災体制の確保、過去の被災履歴への配慮 から指定されています。「南海トラフ地震指定

津波避難対策特別強化地域」は、津波により30cm以上の浸水が地震発生から30分以内に生じる地域などから 指定されています。

コメント:

・2011年の東日本大震災の経験からも、流水で30cm以上の浸水は非常に危険です。特に子供やご高齢者にとって直接命に係わる脅威といえるでしょう。このような状況下での30分は文字通りあっという間に過ぎるでしょう。日ごろからの準備が準備が重要です。