【防災ニュース&コメント】南海トラフ巨大地震最新被害想定

南海トラフ巨大地震関連ニュース:

・令和7年3月内閣府より南海トラフ巨大地震の被害想定が公表されました(「南海トラフ巨大地震最大クラス地震における被害想定について」)。

・前回平成25年に公表された想定を全面的に見直したものとなります。

・震度7が静岡県から宮崎県にかけての10県149市町村、3メートル以上の津波は福島県~沖縄県にかけての25都府県、10メートル以上が関東~九州にかけての13都県で想定されています。また、高知県と静岡県では局地的に30メートルを超えるおそれがあります。最悪の場合、死者は29万8000人にのぼるとされます。

・内閣府:防災のページ 南海トラフ巨大地震対策検討ワーキンググループ(当サイトを離れて内閣府のサイトに移動します。)

弊社コメント:

・大きな揺れのあとにくるであろう津波により被害が大きく拡大することが考えられます。特に津波については、私(コメント作成者)自身の2011年の東日本大震災での実際の活動経験からも事前の備えやその時の行動が生死や被害の程度を大きく左右するであろうことを実感しています。

・上記内閣府の資料にもありますが、死者29万8000人とういう想定は迅速な避難のための取り組みなどが進めば犠牲者は大幅に減る、とされています。(了)