【経済安全保障・BCPニュース】政府、“骨太の方針”で経済安全保障体制の強化へ
ニュース:
・6月4日、政府が2025年6月内に閣議決定する経済財政運営の基本指針「骨太の方針」の原案が判明しました。
・国家安全保障局内の経済安全保障機能を強化し、台湾有事の際のサプライチェーンなどへのリスクに備えるとのことです。
コメント:
・政府レベルで経済安全保障の観点から、台湾有事の際の広範複雑なサプライチェーンなどを分析し対策すること大きな意義があることだと思います。
・台湾有事の際には、台湾海峡はもちろん、バシー海峡を含む台湾島周辺の広大な海域、空域が作戦区域となり、民間船舶、航空機の航行に制約をもたらすことになるでしょう。
・四面環海の日本、例えばサプライに使用されている海路、空路だけを見ても非常に大きな影響を受けることが想定されます。その影響の大きさを考えると、事前にコストをかけてでも備えておくべき、といえるでしょう。